Mさんが、診察室に入ってくるなり

「実は、薬を1週間ほど前から止めてるんです」

「そうですか、で、調子はいかがですか?」

「今のところいいです」

「良かったですね」

Mさんは、通院してちょうど3ヶ月、6回の治療が終わったところです。当初は、ステロイド、免疫抑制剤を服用していましたが、それもナッシング!に。
血液検査の結果も上出来です。特にリンパ球は、600個だったものが、2100個にまで増えました。もちろん、血便や腹痛といった腹部症状もありません。

最近の潰瘍性大腸炎の症例は、3ヶ月以内で改善する方がどんどん増えてきました。

Mさんも初めは薬を止めることにとてもおびえていましたが、やめても症状は悪くならない、これまでの治療とは違うという実感を得ることが出来、どんどん止めていくことが出来ました。

止めれば体調が戻っていく、これまでは、止めると悪くなる、一生飲み続けなければ、と教えられてきたことと逆なのですから、心理的な負担は大きかったでしょう。

その証拠に、心配になって電話での相談も何度かありました。いまやそれも無し。

初めはこんなことで?!で半信半疑だったMさんも、今では薬を止めて、もっと元気になることに生きがいを見いだせたようです。

これなら通院を止めることが出来る日も近いかも?